2012.10.20 Saturday:フットケア
両足とも人差し指の爪が灰色になった方が来られました。
この方の場合、いそのかみ皮フ科で診察を受けて頂き、
Labでは「肥厚ケア」で爪の状態を整えることになりました。
施術前(両足とも人差し指です)
施術後
見づらいので写真を大きくしてみました。変色していた部分を取り去りました。
このあと、削った爪の粉を皮フ科で培養し、白癬菌がいるかどうか検査します。
〜数日後〜
(写真左) 容器の中が赤色になったので、陽性(+)という結果が出ました。
(写真右) 中を覗いてみると白癬菌が繁殖し、白くなっていますね。
でも、「痛くも痒くもないから…」とほっておくと状態が悪化し、
下記の写真(左サイド)のように爪が変形してしまう可能性があります。
施術前 施術後

この方の場合、ネイルベットが上皮化し、爪で足先を押さえることが出来ない為、
骨が盛り上がってきています。こうなると、爪白癬が治癒しても盛り上がった骨が
邪魔をし、まっすぐに伸びない為、肥厚爪になる可能性があります。
(でも、Labではケアを続けられますので、ご安心下さい^^)
施術前 施術後

分厚くなった爪を整え、保菌量を減らし、皮フ科で治療を続けます。
施術前 施術後

5mm以上の厚みがあると薬が効かないと言われているので、しっかり薄くしていきます。
施術前 施術後

分厚く変形した爪の長さが3cm程あったそうです。ご自身では、もう切れません。
磯ノ上先生が爪先を切られた後ご来店いただき、厚みと長さをしっかり取り去りました。
ここまでくると、爪が皮膚に突き刺さり、痛みが伴います。
施術前 施術後

この方の場合は、内出血した後に爪白癬になり、ずっと放置していたそうです。
爪を削っていくと、ほとんど取れてしまいました。爪母まで着色しているのがわかります(写真右)。
磯ノ上先生と相談して、しっかり治療されることになりました。
「足の爪なんて誰も見ていない」と思ってはいても、裸足になることを躊躇されている方、
サンダルが履けないと悩んでおられる方、また別のクリニックで治療していたけれど
治らないと言われてしまった方などの爪を可能な範囲で整えてます。
爪に関するお悩みをお持ち方は、ぜひ一度お越し下さい!一緒に考えていきましょう(^^)。
